お前、タヌキにならねーか?
という漫画を買って読みました。 唐突に何言ってんだこいつって感じですがそういう漫画です。
Twitterで話題になった漫画ですね、私もTwitterで連載時にファンになり買いました。
作者:奈川トモさん
奈川トモ@5/1発売『お前、タヌキにならねーか?』①巻 (@nagawatomo) | Twitter
優しい絵柄に優しい話、そしてかわいいタヌキ。疲れた日常も合間ってすっかり虜です。
発売当初に駅前の本屋で探し回ってたんですが見つからず、天下のamazonで購入した次第です。紙です。
内容は簡単にいうと疲れた人間がタヌキになって自然や仲間(タヌキ)を通じて生を感じる漫画です、簡単に言いすぎたかな。
基本的に1話完結なんですが、どの話も優しいです。優しいってなじゃそりゃと思うでしょうが、優しいんです。心の隙間に入っていくような感じ、ハマりますね。
私の仕事柄、怒られたり怒ったり、雑務や汚いこと、神経を尖らすようなことも多々あるので疲れ切ってます。仕事している人は皆そのようなものなのでしょうが。
無論社会人だけではなく、学生の頃も部活に勉強、人間関係にて精神をすり減らした思い出です。
あの頃を振り返ると懐かしい思い出ばかり蘇ってきますが、よくよく考えると苦労したことも多々あるんですよね。よくあんな生活に耐えられたな…。
まあそんなこんなで疲れた人たちがタヌキになってキャッキャうふふと童心に帰ったり帰らなかったり、いろんな話があるんですよ。私も一緒にタヌキになって混ざりたいものです。
最後に自然に触れたのはいつんあるやら、野原を駆け回りたくなってきました。
心が疲れてる人には刺さると思います、主観ですが。Twitterで初めて読んだ時がそんな状態でしたので。
思わずタヌキになりたくなる漫画です。不思議ですね、なれるならなりたいものです。
それでもタヌキ社会も大変なようで、日々生きるのさえ一苦労。飯を探すのも安全な場所を探すのも。
今こうして寝食にありつけているのもまた幸せ、この幸せに慣れてしまったからこそ気づかないものなんでしょう。しばらくは人間で頑張ります。
まあそんな感じです。オススメ。
余談ですが動物系の漫画好きなのでそういったものも紹介していきたいです。以上。